鍾馗さん
先日、近江八幡市にある伝統的町家を2棟ほど見学させていただきました。1軒目の町家は寛政6年(1794)の創建と考えられており、2軒目は建築年代ははっきりしていませんが江戸時代のものと思われる町家でした。特に、2軒目の町家は、もと板葺だったのではと思わせる緩やかな屋根の傾斜でした。
その2軒目の町家が建つ敷地内で、「鍾馗(しょうき)さん」の鬼瓦を発見しました。これは、一般的に、近くにある寺院などに向けて設置し、魔よけとして使用されたものです。凛々しい立ち姿が印象的な「鍾馗さん」でした(写真は、当日発見した「鍾馗さん」の鬼瓦)。