梅小路蒸気機関車館
先月、京都市にある梅小路蒸気機関車館を訪れました。ここに、大正3年(1914)に建設された機関車庫があります。鉄筋コンクリート造の扇形をしたこの車庫は、近代化遺産としての評価が高く、国の重要文化財として指定されています。...
灰屋
先月、研究のために兵庫県篠山市を訪れましたが、その折に「灰屋」を見つけました。灰屋とは畑の肥料となる焼灰を作るための小屋であり、焼灰を作る過程で小屋が燃えないように、主要部分は土で塗り込めているのが特徴です。 滋賀県の農村部にも、かまどから出た灰を入れておく付属屋があり、「...
卒業式 2015
先週、3/21(土)に本学の卒業式があり、石川研究室からも1名が卒業することになりました。 当日、学科の学位記交付式後にゼミ生の食事会(濱崎研究室と合同)がありましたが、食事会後にはかけつけてくれたOB・OGとともに集合写真を撮ったりと、賑やかな食事会となりました。卒業する...
鍾馗さん
先日、近江八幡市にある伝統的町家を2棟ほど見学させていただきました。1軒目の町家は寛政6年(1794)の創建と考えられており、2軒目は建築年代ははっきりしていませんが江戸時代のものと思われる町家でした。特に、2軒目の町家は、もと板葺だったのではと思わせる緩やかな屋根の傾斜で...
中山神社
先月末に、岡山県津山市にある中山神社を訪れました。中山神社は、美作国(現在の岡山県北部)の一宮で、その本殿は国の重要文化財に指定されています。 本殿の特徴としては、入母屋造の妻入り、正面に唐破風のつく屋根を挙げることができますが、とても印象的なたたずまいでした(写真は、国重...
環琵琶湖文化論実習2014
先日、1回生必修の授業「環琵琶湖文化論実習」の現地実習を行いました。今年度は、『東海道の文化的景観をめぐる』という実習テーマをかかげ、三重県亀山市から滋賀県大津市までの宿場町の町なみや各地の祭り・信仰について学習しました。...
滋賀県ヘリテージマネージャー育成講座
先日、滋賀県ヘリテージマネージャー育成講座の第5回に参加させていただきました。これは、滋賀県内にある歴史的建造物の保存・活用とそれを活かしたまちづくりについて実践的に学ぶ講座です。全講座修了後は、滋賀県ヘリテージマネージャー(滋賀県歴史的建造物保存活用推進員)として、歴史的...
「建築から見た彦根藩の足軽屋敷」
先週、彦根市指定文化財である中薮組足軽屋敷・瀧谷家住宅にて、「建築から見た彦根藩の足軽屋敷」というタイトルで、お話をさせていただきました。 当日は、予想よりも多くの方々がお見えになり、講演後もいろいろと質問していただきましたが、参加者の皆さんの熱心さに感激した一日となりまし...
最上川の文化的景観
先月、山形県西村山郡大江町にある文化的景観を見学してきました。大江町の中心地である左沢(あてらざわ)には、かつて最上川舟運の河岸があり、流通・往来の結節点として大いににぎわったところとして知られています。そのため、「最上川の流通・往来及び左沢町場の景観」として、平成25年(...
中須東原遺跡活用ワークショップ
先日、島根県益田市で行われた「中須東原遺跡活用ワークショップ」に参加してきました。このワークショップでは、中世の湊町跡である国史跡・中須東原遺跡を題材として、市内の小中学校の先生方が授業案を考える、というものでした。 ワークショップ当日は、雨のために予定変更もありましたが、...